講演会

当研究所ではケアタウン小平と共催で
年1回ホスピス・緩和ケアに造詣の深い方をお招きして、
講演会を開催しています。

毎年多くの方のご参加があり、ご好評をいただいております。
参加していただくには事前申込みが必要で、有料になります。

ちなみに今までにご協力いただいた講師の方々には

鎌田 實先生(諏訪中央病院名誉院長)
落合 恵子さん(作家)
柳田 邦男さん(ノンフィクション作家)

などがいらっしゃいます。

次回の講演会につきましては、詳細が決まり次第
お伝えいたします。





2019年3月7日 小金井宮地楽器ホールにて
「山崎章郎 いのちを語る」と題して、
山崎所長の単独講演会が行われました。

通常ですと、講師の方をお呼びして行われますが、
今回は2003年以来、久し振りの単独講演会となりました。
 
その模様を少しだけご紹介します。
 

聖ヨハネホスピスケア研究所
大勢の方にお集りいただきました。

まず、講演の前に、バイオリンとピアノのミニ演奏会がありました。

聖ヨハネホスピスケア研究所
バイオリンは梓澤 たまきさん、ピアノを菅 佐知子さんにお願いしました。
聖ヨハネホスピスケア研究所
曲紹介など、梓澤さんがお話ししてくださいました。
聖ヨハネホスピスケア研究所
聖ヨハネホスピスケア研究所
演奏終了後は、所長から花束を渡しました。

演奏会後、休憩時間があり、いよいよ講演が始まりました。

聖ヨハネホスピスケア研究所
ソフトな語り口がお伝え出来ず、残念です(*^-^*)
聖ヨハネホスピスケア研究所
演台からはみ出して、熱く語ります!
聖ヨハネホスピスケア研究所
講演の最後に、再び梓澤さんにご登場いただいて、お客様と全員で「ふるさと」を合唱しました。所長も歌っています(*^-^*)
聖ヨハネホスピスケア研究所
講演後のサイン会の様子です。皆さん笑顔になります。

聖ヨハネホスピスケア研究所
会のためにお手伝いいただいたボランティアさんと共に。

 
おかげさまで、大勢の方にお越しいただき、会は無事盛況のうちに終了しました。
これからも所長は、地域に根差した在宅ホスピス緩和ケアを推進するために、奮闘してまいります。
今後も講演会は続けていきますので、年1回ではございますが、ご関心をお寄せいただければ幸いです。



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以下の講演会は終了いたしました。
多数の方にご参加いただき、誠にありがとうございました。

ケアタウン小平・聖ヨハネホスピスケア研究所 主催
第12回 講演会
柳田邦男 いのちを語る

日時:2018年2月15日(木)13:30~15:45(開場:12:45)
講師:柳田邦男先生(ノンフィクション作家)
山崎 章郎 医師
(ケアタウン小平クリニック院長/聖ヨハネホスピスケア研究所所長)

プログラム:
13:30~15:00 柳田邦男先生の講演
15:15~15:45 柳田先生と山崎医師の対談

場所:小金井 宮地楽器ホール 大ホール
(JR中央線 武蔵小金井駅南口 徒歩1分)

定員:566名

柳田邦男先生
柳田邦男先生

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以下の講演会は終了いたしました。
多数の方にご参加いただき、誠にありがとうございました。

(2017年3月開催)第11回講演会 石飛幸三 いのちを語る
~「平穏死」のすすめ~

~プロローグ~
「平穏死」の意味

「平穏死」というのは自然な人生の終焉であり、それを知って改めてそこでの医療の意味を考えるための標語です。
自然な最期は本来穏やかなのです。それなのに、現代の我々は自然に逆らって、高々人間が考える科学で、医学で、自然の仕組みを変えようとしているのです。そして平穏な最終章を混乱させているのです。
 死なせてはいけない、医療で命を伸ばせるのならしなければならない、何もしないことは見殺しにすることだと思っているのです。
 そうでしょうか。もう水分も栄養も受け付けないのに、無理に点滴で、水分栄養を入れて水浸しにし、胃ろうという方法があるから、命を伸ばせるからといって本人に苦しい思いをさせているのです。
 医療は人のためになってこそ医療です。我々は、この本来の医療の意味を取り違えていないでしょうか。
 がんを体に取り付いた怪物だと考え、体から切り離すしかないと思いました。メタボの時代になり、動脈硬化との闘いも始めました。しかし、がんも動脈硬化も長く生きてきた結果です。老衰の一形です。老衰には様々な病態があり、治せないものが増えます。それは治す意味がないのです。受け入れるべきものなのです。
 最期には、体はもう生きることを終えようとします。食べたくなくなります。無理に食べさせようとすると誤嚥します。肺炎を起こします。本人は苦しむので放っておけません。救急車を呼んで病院に送ります。肺炎を治しても食べられないことに変わりはありません。このままでは死んでしまう。胃ろうをつけます。本人は胃ろうをつけられて、ただ口だけ開けて、魂を抜かれて手足が拘縮してきます。これは一体誰の人生なのでしょう。誰がこんな最期を望んだでしょう。これは進歩でしょうか。こんな文化が人類史上にあったでしょうか。
 法は国民のためにあります。命を伸ばす方法、医療というものがあるのに、それをしないことは不作為の殺人だと言って、まるでどこまでも医療が我々を生かしてくれるのだと錯覚していた節があります。医療の意味を考えなければならない時代が来たのです。
 古くから、人間はいずれ来る死を自然の摂理として受け入れて来ました。しかし今、物質文明が進み、体を修繕する技術が進歩し、長生きできるようになると、もっと生きたい、もっと生かせたい、親と離れたくないと命を伸ばすことに固執し、保険証さえあればどこでも誰でも医療が受けられる、何もしないことは見捨てることになる、意味があろうとなかろうと医療をしておけば自分は責められない、自己保身、無意味な依存体質、不老不死、人間の欲望、これでは退歩です。
 我々は親から命を受け継いで子にそれを繋いでいく生き物です。しかし、我々は単なる生き物ではなく、最期の迎え方を通して生き方を学ぶ人間です。どう生きてどう終えるか、その内容がその時代の文化を示します。

私は、特別養護老人ホームで自然な最期を送る人々を看取って、ああこの人もそうだった、この人もそうだったと思って、次々と学ばせていただいています。一回しかない我々の人生です。生きている今が大切なのです。しっかり生きて、ああこれでよかったと思って最期を迎えたいものです。

石飛先生は、特別養護老人ホームの常勤医というお立場で、様々な方を見送って来られました。
その体験から「平穏死」という言葉を編み出し、提唱することで、現代医療の矛盾点に向き合っておられます。
その先生が語る言葉は、時に厳しく、時に優しく、熱いメッセージに皆さん感動を憶えられたようでした。

聖ヨハネホスピスケア研究所
客席はほぼ満席になりました。
聖ヨハネホスピスケア研究所
講演の様子。熱く語っています!
聖ヨハネホスピスケア研究所
対談の様子。なごやかに・・・
聖ヨハネホスピスケア研究所
サイン会の様子。お疲れにも関わらず応じて下さいました。
聖ヨハネホスピスケア研究所
当日お手伝いして下さったボランティアの皆さんと。


当研究所ではケアタウン小平と共催で
年1回ホスピス・緩和ケアに造詣の深い方をお招きして、
講演会を開催しています。

毎年多くの方のご参加があり、ご好評をいただいております。
参加していただくには事前申込みが必要で、有料になります。

ちなみに今までにご協力いただいた講師の方々には
柳田邦男さん(ノンフィクション作家)
渡辺和子先生(ノートルダム清心学園理事長)
日野原 重明先生(聖路加国際病院理事長)
落合 恵子さん(作家)
鎌田 實先生(諏訪中央病院名誉院長)などがいらっしゃいます。
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2012/05/01リンクURL