講演会

今年度の講演会の詳細が決定いたしました。
多数のご参加をお待ちしております。

ケアタウン小平・聖ヨハネホスピスケア研究所 主催
第12回 講演会
柳田邦男 いのちを語る

日時:2018年2月15日(木)13:30~15:45(開場:12:45)
講師:柳田邦男先生(ノンフィクション作家)
山崎 章郎 医師
(ケアタウン小平クリニック院長/聖ヨハネホスピスケア研究所所長)

プログラム:
13:30~15:00 柳田邦男先生の講演
15:15~15:45 柳田先生と山崎医師の対談

場所:小金井 宮地楽器ホール 大ホール
(JR中央線 武蔵小金井駅南口 徒歩1分)

参加費:3,000円

申込み方法:
以下の方法のいずれかでお申込み下さい。 折り返し、参加費の納入方法をご連絡します。
A)ファックス B)郵送(必ず 82 円切手をご同封下さい) C)Eメール

いずれの方法でも下記の 5 つの必要事項と、「講演会希望」とご明記下さい。
必要事項:
1.お名前(フリガナ)
2.郵便番号
3.ご住所
4.お電話番号/FAX番号(ファックスでお申込みの方は必ず)
5.ご職業

参加費納入を確認後、「受講証」を郵送いたします。

申込み期限
2018年2月1日(木)まで

ただし、2月1日以前に定員になりましたら、締め切りとさせていただきます。

定員:566名

★定員になり次第締め切り
★車椅子ご使用の方は、数に限りがありますので、予めお知らせください。

申し込み先&問い合わせ:
いのちを語る講演会受付係
〒187-0012  小平市御幸町131-5 ケアタウン小平内    
fax: 042-321-5982(24時間)
tel: 042-325-8166(平日 月・火・水・金 13時~17時)
Eメール: inotiwokataru2018@yahoo.co.jp

柳田邦男先生
柳田邦男先生

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以下の講演会は終了いたしました。
多数の方にご参加いただき、誠にありがとうございました。

(2017年3月開催)第11回講演会 石飛幸三 いのちを語る
~「平穏死」のすすめ~

~プロローグ~
「平穏死」の意味

「平穏死」というのは自然な人生の終焉であり、それを知って改めてそこでの医療の意味を考えるための標語です。
自然な最期は本来穏やかなのです。それなのに、現代の我々は自然に逆らって、高々人間が考える科学で、医学で、自然の仕組みを変えようとしているのです。そして平穏な最終章を混乱させているのです。
 死なせてはいけない、医療で命を伸ばせるのならしなければならない、何もしないことは見殺しにすることだと思っているのです。
 そうでしょうか。もう水分も栄養も受け付けないのに、無理に点滴で、水分栄養を入れて水浸しにし、胃ろうという方法があるから、命を伸ばせるからといって本人に苦しい思いをさせているのです。
 医療は人のためになってこそ医療です。我々は、この本来の医療の意味を取り違えていないでしょうか。
 がんを体に取り付いた怪物だと考え、体から切り離すしかないと思いました。メタボの時代になり、動脈硬化との闘いも始めました。しかし、がんも動脈硬化も長く生きてきた結果です。老衰の一形です。老衰には様々な病態があり、治せないものが増えます。それは治す意味がないのです。受け入れるべきものなのです。
 最期には、体はもう生きることを終えようとします。食べたくなくなります。無理に食べさせようとすると誤嚥します。肺炎を起こします。本人は苦しむので放っておけません。救急車を呼んで病院に送ります。肺炎を治しても食べられないことに変わりはありません。このままでは死んでしまう。胃ろうをつけます。本人は胃ろうをつけられて、ただ口だけ開けて、魂を抜かれて手足が拘縮してきます。これは一体誰の人生なのでしょう。誰がこんな最期を望んだでしょう。これは進歩でしょうか。こんな文化が人類史上にあったでしょうか。
 法は国民のためにあります。命を伸ばす方法、医療というものがあるのに、それをしないことは不作為の殺人だと言って、まるでどこまでも医療が我々を生かしてくれるのだと錯覚していた節があります。医療の意味を考えなければならない時代が来たのです。
 古くから、人間はいずれ来る死を自然の摂理として受け入れて来ました。しかし今、物質文明が進み、体を修繕する技術が進歩し、長生きできるようになると、もっと生きたい、もっと生かせたい、親と離れたくないと命を伸ばすことに固執し、保険証さえあればどこでも誰でも医療が受けられる、何もしないことは見捨てることになる、意味があろうとなかろうと医療をしておけば自分は責められない、自己保身、無意味な依存体質、不老不死、人間の欲望、これでは退歩です。
 我々は親から命を受け継いで子にそれを繋いでいく生き物です。しかし、我々は単なる生き物ではなく、最期の迎え方を通して生き方を学ぶ人間です。どう生きてどう終えるか、その内容がその時代の文化を示します。

私は、特別養護老人ホームで自然な最期を送る人々を看取って、ああこの人もそうだった、この人もそうだったと思って、次々と学ばせていただいています。一回しかない我々の人生です。生きている今が大切なのです。しっかり生きて、ああこれでよかったと思って最期を迎えたいものです。

石飛先生は、特別養護老人ホームの常勤医というお立場で、様々な方を見送って来られました。
その体験から「平穏死」という言葉を編み出し、提唱することで、現代医療の矛盾点に向き合っておられます。
その先生が語る言葉は、時に厳しく、時に優しく、熱いメッセージに皆さん感動を憶えられたようでした。

聖ヨハネホスピスケア研究所
客席はほぼ満席になりました。
聖ヨハネホスピスケア研究所
講演の様子。熱く語っています!
聖ヨハネホスピスケア研究所
対談の様子。なごやかに・・・
聖ヨハネホスピスケア研究所
サイン会の様子。お疲れにも関わらず応じて下さいました。
聖ヨハネホスピスケア研究所
当日お手伝いして下さったボランティアの皆さんと。

第10回 講演会 復元納棺師 笹原留似子 いのちを語る
~東日本大震災でのボランティア お別れのそばに ほほえみを添える~
(2016年3月24日開催)

~プロローグ~
2011年3月11日、2時46分に最大震度7の地震が発生しました。
現在でも、毎月11日には警察による遺体捜索が行われ、地震発生時刻に1分間の黙祷のサイレンが鳴ります。津波により、家族を亡くされた方は、地震後に発生した津波が到達して町を襲った、おおよそ1時間、海に向かい手を合わせています。「笑ってもいいか」「お酒を呑んでもいいか」など、私も被災者の方に聞かれることが多くありましたが、通常の生活の中にあることを1つ1つ戻す時、故人を心に想い、その大切な家族の存在と共に生きる道を探されていました。東日本大震災でご縁をいただき、一緒に過ごした被災者の皆さんがどのように過ごされていたかなどを含め、亡き家族の最期の笑顔が、故人の遺した大切な家族の笑顔になるまでの想い出を会場の皆さんとまた、更にあたためていきたいと思います。

笹原さんは、復元納棺師として、東日本大震災の折、ご遺体の1人1人に向き合い、出来るだけ生前のおもかげを残すように復元されるという大きなお仕事をボランティアでなさっていました。そして、その復元という作業が、大切なご家族を亡くされた方々の心に寄り添う作業となり得ました。その大きな体験からのお話しは、大変心に響くものとなりました。暗くなりがちなお話しも、時にはユーモアも交えながら、笑いあり、涙ありのあっという間の1時間半でした。会場のお客様も、いつもより、涙・涙で目を真っ赤にされている方も多く、感動的なひとときでした。

聖ヨハネホスピスケア研究所会場の様子。多くのお客様に来ていただきました。

聖ヨハネホスピスケア研究所ご講演の様子。

聖ヨハネホスピスケア研究所対談の様子。

聖ヨハネホスピスケア研究所お手伝いして下さったボランティアさんと共に。

日時:2016年3月24日(木)13:30~15:45(開場:12:45)
講師:笹原 留似子 氏(復元納棺師)
山崎 章郎 医師(ケアタウン小平クリニック院長/聖ヨハネホスピスケア研究所所長)

プログラム:13:30~15:00 笹原留似子氏の講演
15:15~15:45 笹原氏と山崎医師の対談
場所:小金井 宮地楽器ホール 大ホール
(JR中央線 武蔵小金井駅南口すぐ)

聖ヨハネホスピスケア研究所
笹原 留似子 氏

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当研究所ではケアタウン小平と共催で
年1回ホスピス・緩和ケアに造詣の深い方をお招きして、
講演会を開催しています。

毎年多くの方のご参加があり、ご好評をいただいております。
参加していただくには事前申込みが必要で、有料になります。

ちなみに今までにご協力いただいた講師の方々には
柳田邦男さん(ノンフィクション作家)
渡辺和子先生(ノートルダム清心学園理事長)
日野原 重明先生(聖路加国際病院理事長)
落合 恵子さん(作家)
鎌田 實先生(諏訪中央病院名誉院長)などがいらっしゃいます。
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2012/05/01リンクURL